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頑張る親父のタイ物語

タイの暮らしは面白い。

2024/04/20

田舎の夜は焚き火が似合う

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2016/12/06

田舎の夜は焚き火が似合う

お早う、今朝も寒い朝だ。
外は風が、ビュービュー吹いている。
気温は19度だ。
20度を下回るとチェンマイでは
寒いね、よも助さん。
貴方は今日もこの寒風の中
急行電車の如く、まだ夜が開けぬ
市内をハーハーと燃料を満タンに
蓄えた列車のように走ってる
ことでしょう。









さて、今日はチェンラーイのお話を。








田舎の夜は寒い。
だから、夜7時をすぎると誰も
外へは出ない。
外では星が輝いて、月が辺りを
照らしているが、そんなこと
おかまいなく、皆、家から出ない。








用がある人は、それでも外に出るが
用がある人は、そうそういない。
用がある人は、出来れば明日に延ばす。
用がある人は、忙しい。
しかし、忙しい人は、田舎には
似合わない。








一昔前までは、こうではなかった。
夕方5時を回る頃になると、村の
あちこちで、そこの長老が、雑木を
燃やし始める。
そう、焚き火だ。









すると、まずは犬が来る。
続いて猫が来る。
次に、食事を終えた村人が来る。
親が焚き火にあたるものだから
それを追って、子供が来る。






すると長老の70歳過ぎの爺さんは
焚き火に、何やら食べるものを
放り込む。
日本だと焼き芋なんてことになるが
ここは違う。








そう、ここは南国タイらしくバナナ
でいこう。時にそれが、虫だったり
肉だったりする。
こうして、焚き火の周りに村人の
小さな輪ができる。








焚き火はもちろん暖かい。
しかし、それ以上に、この輪には
村人の温もりがある。
ほんの一昔前の村の夜はこうだった。
焚き火を灯すのは
爺さんの役割だった。








そんな爺さんが少なくなった。
よし、次回チェンラーイに行ったら
自分が焚き火を灯そうじゃないか。




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親父さん
性別:
男性
職業:
自由人
自己紹介:
チェンマイで楽しく暮らしている親子です。

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